高価な買い物だから後悔したくない！注文住宅のこだわりのポイントなどを紹介

注文住宅を機能重視で考えると非現実的になる

依頼人の数だけ注文住宅の完成形が存在するため、機能重視の設計を中心に考えていくと後悔することも多いです。
初めから決まった形で進めていくわけではなく、その時々で必要な物を考えて一緒に提案をすることができるため、理想的なものを追求しがちになります。
しかし、注文住宅ではこういった状況が問題になってしまうこともが多いのも現実です。
わかりやすいのが、生活空間のない生活動線が失われた物件になってしまうことです。
現実的にも、生活動線を意識しない注文住宅は、多くの人が直面する大きな失敗の1つとして取り上げられています。
人間が生活をして本当に快適な設計になっているのかが重要であるため、人の流れを無視した機能重視の物件は非現実的な空間として違和感を覚えることになります。
ですから、こういったことを考える前にプロの設計士の立場から本当に問題ないかどうかも確認することです。
機能をみていくのは大切ですが、それと同時に現実感のある造りにすることです。

注文住宅では譲れない点をはっきりさせておく

分譲住宅とは違って、注文住宅では自分のイメージに合わせた住まいを建てられます。
住宅メーカ―の担当者に、これだけは譲れないという点をしっかり伝えておくことが大切です。
オーガニックハウスにするなら、こだわりの素材を話しておくようにします。
デザインキッチンにするのが夢なら、間取りやサイズを細かく話し合うことが重要です。
注文住宅の場合は、施工工事の段階で実際に目で見られます。
その際、不明な点や改善点があればすぐに住宅メーカーに意見すべきです。
住まいは出来上がってから修正することは難しいため、気づいた点は早めに言うようにします。
また注文住宅は出来上がるまでに15か月前後かかります。
その間の仮住まいなども、施工会社に相談しておくと安心です。
信頼できる業者なら、些細な心配事にも相談に応じてくれます。
契約から入居まで時間が掛かるので、十分な計画を練ってから購入するのが失敗しないコツです。
注文住宅の場合は分譲住宅より費用も高くなるので、ローンであればよく相談しておくのが良いです。